huskycyan

webデザインを中心に学習したことを日記として残しています。

タイポグラフィ・フォント

タイポグラフィ・フォント

つい数か月前までフォントの違いすら分からず感覚でフォントを使っていた。見出しにはサンセリフ体、本文にはセリフ体と言ったという感じで。

フォントには大きく分けるとセリフ体=明朝対とサンセリフ体=ゴシック体がある。

 ストロークに留があるセリフ体は可読性が高く本文によく使われる。16pt程度の大きさがないと留の部分がつぶれてしまう事があるそうだ。日本語フォントにはヒラギノ明朝や小塚明朝、MS明朝等がある。

欧文のセリフ体はオールドスタイル、トラディショナル、モダン等があるが、最近フォントの種類を理解し始めた私には「このフォントはこの種類だ!」とは区別できない。使い続けないと理解しにくいものがある。

 

一方でストロークに留の無いサンセリフ体は可視性が高く、見出しによく使われる。MSゴシックや小塚ゴシック、ヒラギノゴシックの様なのっぺりしたフォントだ。

欧文にはグロテスク、ネオグロテスク、ヒューマニスト、ジオメトリック等がある。こちらもまだあまりなじみがないが、ブラックレターの様な一度見たら忘れないようなフォントも存在する。私がよくお世話になるのはアリエル系のフォントである。わかりやすく見やすいから好きだ。

 

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見出し=センセリフ体、本文=セリフ体と思っていたが、webサイトを簡閲していると必ずしもそういうわけではなく、デザインを重視すれば当然セリフ体でも見出しになるようだ。私も最近webサイトを作ったが、見出し本文ともにデザイン性を重視してセリフ体で制作した。

 

それにしてもCSSで指定できるフォントの数は少ないように思う。

パソコンによって入っているフォントが違うため仕方ないと言えば仕方ないのだが作る側からすると不便だ。

そういう意味ではCSS3でWEBフォントが使えるようになったのは便利になったのだが、「動作が重いこと」や「費用がかかること」等のデメリットもある。

 

活字印刷の時代から現在でもタイポグラフィの主役は今でもフォントのようだ。